日本の名車シリーズも
6台目。
他にもアゲたい車輌は沢山あるのですが、
ヒマがなくてゴメンナサイ。。。
今回はちょっとマニアック!?な「650RS」。
巷では「ダブサン」「ダブルスリー」なんて呼ばれてますが、
正式名称は650RSです。
(『750RS』もゼッツーとか呼ばれてますよね。
あ、ちなみにZ750RSとか言ってる人はニワカですから。笑)
そして、「RS」はロードスターの略ね。
突然ですが、
『彼のオートバイ、彼女の島』という映画をご存知でしょうか?
・・・・え?知らない???
そうですか。ええ、自分も知りませんでしたw
(笑)
主人公の男性が操っているのが、この650RSです。
機会があったら観てみたいと思います←まだ観てネェのかよ!
いいかげんに本題に移ります。汗
当店では1973(昭和48)年の前期型と
1974(昭和49)年の後期型の二台が偶然(!?)にも
揃っていますので、
それぞれの車輌の特徴及び前期後期の見分け方を
コッソリお教えしちゃいましょう!
※あくまでも当店オリジナルの考察となります。
間違いを発見した場合は早急に訂正させていただきます。
まずは外観から。
上(グリーン):フレーム900番台の’73年前期型
下(マルーン※通称アズキ):フレーム2000番台の’74年後期型
大きな違いと言えばカラーリング。
650RSと言えばタンク下のラインがヒョイっと上がってるのが
有名ですよね。
なお、グリーンはノンレスオリジナルペイント(当時物!)
マルーンはタンクのみリペイントされてます
(サイドカバーはオリジナル)
Rサスペンションのリフレクターも黄色と赤色で違います。
ハンドル廻り。
200km/hフルスケールメーター(そんなに出るんかいな!?汗)
どちらも純正ハンドル(マルーンは新品)
マルーンにはステムの「くるくるハンドル」がついていません。
前のオーナーが外してしまったのでしょうか?
クラッチ付近についているレバーは
マルーンのモノが正規になります(チョークレバー)。
グリーンはW1S?SA?のキャブに変更している為、
チョークはついておらず、
ティクラーとエアシャッターレバーになります。
なお、マルーンには超希少な
ハザードスイッチ(当時オプション)が
装着されています。作動確認済み。
インジケータ。
前期と後期の違いはニュートラルとウィンカーの位置が逆。
文字記載も上と下で違いますね。
特にウィンカーは「FLASH表示」と「TURN表示」で大きく違います。
ヘッドライトは
グリーンが純正のシールド式。
マルーンはPMCのBRIGHTECレンズ。
マルーンにはリレーも増設されていてかなり明るい。
逆にグリーンは夜走りたくないくらい暗い。涙
ヘッドライト切り替えは
前期がL/H(ローが前)
後期がHI/LO(ハイが前)
になってます。
『Zと一緒じゃねぇの?』と思われがちですが、
実はホーンボタンの下にさらにパッシングボタンがついています!
650RSのみのオリジナルスイッチです。
エキパイは通常
連結式(右と左のエキパイが繋がっている)なのですが、
二台ともに分割タイプ。
SAのモノを使用しているのか?はたまた社外品なのか?
よくわかりません。汗
テールレンズ。
どちらかが数万円(汗)でどちらかが数千円。
違いがわかりますか!?
グリーンについているのが国内テール(一つ目テール)。
非常に高価。
マルーンももちろん国内物ですが、
前オーナーがレンズを壊してしまったらしく、
社外品がついてます。(テールベースは純正品)
エンジンサウンドはこちら。
個人的感想なのですが、
キャブの違い(特性)なのでしょうか?
マルーンのほうがリズムが良いカンジです。
(もちろんグリーンも良いサウンドですが)
ちなみに一番人気のW1SAの登録台数は約9800台。
650RSはその半分の約4300台。
Z1やZ2と比べるととても少ないことがわかります。
『2/4300のオーナー』になってみませんか?笑